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ひと昔前は「運動中は水を飲むな！」と言われていたけれど、

今では逆に「運動中は積極的に水分補給を」という話しに！

でも、これもどうやら必ずしも正しいとは言えないようすで…

水の飲み過ぎにより、血液中のナトリウム濃度が急激に下がると

「運動性低ナトリウム血症」に陥り、めまいやふらつき、吐き気、むくみなどの症状が出て、最悪けいれんや昏睡状態になることも！

ただ水分を飲むというより、適時適切な量を飲むことが大事なんだ

また、汗と一緒に失われるナトリウムの補給も必要で

一般的には０．１～０．２％の食塩を含む水の摂取がいいと言われ

市販のスポーツ飲料が大体この範囲内に調整されており

低ナトリウム血症による筋肉のけいれん予防にも期待できるという

しかし、多くが３～６％の糖分を含んでいて、この６％の糖分だと

５００ｍｌのペットボトル１本の場合は約３０グラムになり

スティックシュガー１０本分に相当する量だから

運動時以外にスポーツ飲料を飲むときは、糖分のとり過ぎにも注意が必要だ

運動時や熱中症予防には、水分をがぶ飲みすることないようこまめな補給をこころがけよう！