出世の石段
2022-11-09
東京23区内で一番の高さ、標高25.7メートルの愛宕山
その山頂にある愛宕神社、入り口正面には86段の急な石段は
江戸時代、馬でこの階段を一気に駆け上がり紅白の梅の枝を折って
徳川家光に献上したという曲垣平九郎が一夜にして有名人になり
後に出世したという故事に由来する「出世の石段」だ
この石段は、見上げるよりも見下ろした方が怖くて凄い!!
一段一段の高さもさることながら、急な勾配で、ほんとに馬で!?
と、耳を疑いたくなるような迫力だよ(>_<)
しかもこの石段を、お神輿を担いで行き来する例大祭もあり
ビックリ!だってうっかり足を踏み外してお神輿が転倒しかねない
足の震えを抑えるようにして石段を登り、参拝してきた
神社には、平九郎が手折ったとされる梅もあり
やたら餌をねだる様に大口を開けている鯉のいる池もある
お祓いを受けた干支の置物守りを購入して、また石段を下りる
こんなにも参拝するのに大変な思いをする神社は数少ないだろう
その分たっぷりのご利益を願うのは欲深いだろうか…