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2017年７月１日時点の基準地価が発表された

基準地価の全国平均は、去年と比べ下落しているものの

下げ幅は縮小、商業地は去年比で0.5％の上昇となった

特に東京をはじめ大阪や名古屋の商業地は５年連続で上昇

全国の商業地をみても２年連続で上昇している

これには外国人観光客の増加が大きなけん引役を担っていて

京都の伏見稲荷大社付近では、去年より26.9％も上昇

他に祇園周辺に高価格帯ホテルの開業など、活発な観光需要により
全国上位１０地点のうち５か所が京都市に集中しているという結果

なお、東京・銀座はバブル期の価格を２６年ぶりに更新！

銀座２丁目の「明治屋銀座ビル」が１㎡あたり3890万円と
全国で最も高い地価で、東京五輪を見据え銀座の人気も衰えない

一方の住宅地は、全国で２６年連続の下落となってしまったが

前年比0.6％のマイナスで、下落幅は８年連続で縮小した

都心のマンション価格が上昇の一途で手の届きにくい価格になり

逆に都心の戸建ては、マンションより２割ほど安くなっている

マンションはまとまった土地の入手、建築費の高騰の煽りを受け

どうしても販売価格が高くなってしまうといい

手が届かないと思っていた戸建ての方が手頃感があり

これからは戸建ての方に人気が出てくるかも！