本来のヒトの寿命は！？
2024-01-25
日本人の平均寿命は、毎年平均0.3歳ずつ延びており
大正時代に比べると、ほぼ2倍にもなっているという
しかし生物学的なヒトの寿命は、だいたい50～60歳位だという
これは、社会の変化によって栄養状態や公衆衛生が改善し
若年層の死亡率が低下したことが大きい
ある仮説で、哺乳動物の総心拍数は一生で約20億回と推定され
寿命が2～3年のハツカネズミも60年のゾウもほぼ同じ回数になり
実際にネズミの拍動は1分間に600回と非常に速いのに対し
ゾウは1分間に30回で、それに寿命をかけるとほぼ同じ回数に
心拍数20億回を限界としてヒトの寿命を計算すると、50歳前後に
納まる回数になり、心臓は再生しない消耗品からも納得できる説だ
また、野生の哺乳動物でがんで死ぬものがほとんどいない
ということからも、ヒトが55歳位からがんで亡くなる人数が
急激に増加するのは、これ以上生きることが想定されていなかった
そう言うことなのかもしれないと思うと、人生はホント短いね